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不妊の検査とは…
不妊の検査には、誰もが一通り受ける一般検査と、精密検査の意味で受ける特殊検査があります。一般検査は、生理周期にそって行います。 基礎体温表でのおおまかな時期は、表のとおりです。
検査日程表
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一般検査
1. LH・FSH・PRL:検査の時期は月経5日目(3〜7日目)頃
脳の一部である下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンを調べる血液検査です。卵子の成長・排卵に関与する卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)、そして母乳分泌や排卵に関与するプロラクチン(PRL)を調べます。
2. 子宮卵管造影(HSG):月経終了後〜排卵までの間
卵管が通じているか、子宮内腔に生まれつきの異常や筋腫・ポリープなどができて変形していないかを調べる造影検査です。さらに24時間後にX線撮影を行って卵管や子宮周囲の癒着の有無も推定できます。
3. 性交後検査(フーナーテスト):排卵日頃(月経12〜14日頃)
検査指定日の前日の夜または当日の朝に性交を持ち、子宮頚管粘膜内の精子の数・運動性を調べます。精子の数・運動性が悪いとき、子宮頚管粘膜の状態が不良の場合には、精子が子宮の中に入っていけない場合があり、不妊の原因となります。排卵日を推定するために予想排卵日の1〜2日前に、超音波検査で卵胞の大きさを測定し、頚管粘液量を調べて検査日を決めます。
4. 黄体機能検査:高温期7日目(5〜8日目)頃
卵巣から分泌される女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の量を調べる血液検査です。同時に超音波検査で子宮内膜の状態を見たり、子宮内膜を少量を採取して、ホルモンに反応して 充分成熟しているかを調べることもあります。
5. クラミジア検査:初診時又は随時
クラミジアという細菌が子宮や卵管の中に存在すると、炎症を起こし、癒着して不妊の原因となることがあります。血液検査又は子宮頚管粘液を採取して調べます。
6. 精液検査:随時
精液量・精子数・運動率・奇形率を調べます。全てのカップルに行うことが望ましい検査です。
7. 超音波検査:排卵日頃又は随時
内診台上で超音波検査により、子宮内膜・卵胞の大きさを測定し排卵日を予想します。排尿後の胱胱に尿が溜まっていない状態が検査に適しています。
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特殊検査
1. 腹腔鏡
おへそのくぼみの部分に約1.2cmの小切開を加え、そこから望遠鏡のような腹腔鏡をお腹の中に入れて、子宮・卵管や骨盤内の状態を観察します。全身麻酔をかけて行いますので、4〜5日間の入院が必要です。卵管や卵巣の周囲に癒着が疑われる場合、卵管が詰まりかけている場合、子宮内膜症が疑われる場合、一般検査ではっきりした不妊の原因が見つからない場合などに行います。また、異常を認めた場合は腹腔鏡下に手術を行います。この検査により一般検査では分からないお腹の中のたくさんの情報を知り、最も適切な治療方法を選択することができます。4〜5年以上の長期不妊の方は、一般検査に引き続いて行うことが望ましい検査です。
2. 子宮鏡
胃カメラの様な細い子宮鏡を子宮の中に入れて、内部を観察します。入院することなく行える検査です。通常、麻酔は局所麻酔のみで行います。子宮卵管造影検査で子宮内に異常が見つかった場合、例えば、子宮内腔に筋腫やポリープ等ができている場合や内腔が癒着している場合に行います。
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