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2007年02月
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ホームページの更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。 「2006年度の妊娠成績」の頁に示しておりますが、昨年一年間の当院における妊娠成績が集計されました。 総妊娠数318名と、2005年に比較して更に多くの患者様に妊娠していただくことができました。スタッフ一同、喜ばしく思っております。 妊娠成績の詳細につきましては、以下の通りです。
1.タイミング、経口薬物療法など
昨年は不妊主訴の初診の患者数が非常に増加しましたので、それから予想した割には実際の妊娠数が少なかったのが実感です。特に、タイミング療法や経口薬物療法での妊娠数があまり増えていません。流産したから、あるいは二人目希望ということで後日再来された方が、実は当院での治療で妊娠されていたということも、よくありました。治療後に妊娠された場合、御来院いただけなくても電話でも構いませんので、妊娠の御報告をいただければ幸いです。
2.人工授精
一昨年、妊娠率が低下した人工授精は、昨年は1回当たりの妊娠率10.0%と、高い成績を取り戻すことができました。年齢の高い方や男性因子が原因で人工授精を行う方に対して、早めに体外受精をお勧めした結果と思われます。 1回施行する毎の妊娠率が1割というと低く感じられる方も多いと思いますが、半年間繰り返すことにより、人工授精を試された患者さんの半分以上が妊娠できます。体外受精・顕微授精に進む前に、人工授精の適応があるのであれば、身体的・経済的に大きな負担をかけることなく十分に妊娠が期待できる方法と位置づけられます。ただ、年齢因子・男性因子が考えられる方については、人工授精にこだわることなく、早めに体外受精・顕微授精へ進む方が良いと言えるでしょう。
3.体外受精・顕微授精
凍結胚移植については、移植あたりの妊娠率が約43%と、昨年同様に良い成績を残すことができました。しかし、新鮮周期では、体外受精も顕微授精も、やや妊娠率が低下してしまいました。 新鮮周期顕微授精の妊娠率が不良である原因として、反復不成功の患者様が多くなっていることが挙げられます。当院の治療実績の向上により、他の施設で妊娠されなかった患者様も、かなり御紹介いただけるようになりました。すると、治療経過および年齢などの因子により顕微授精を選択せざるを得ず、このような結果となりました。病院によっては、39歳以下の妊娠率を提示しているところも多いようですが、当院では全ての年齢を含めた妊娠率を示しております。反復不成功の患者様には、胚盤胞移植、レーザーを用いたアシスティッドハッチング、凍結胚移植など、患者様ひとりひとりに合った方法を選択し、少しでも成績向上できるよう努めております。 また本年より、クロミッドと隔日hMG注射による採卵法も始めました。従来の連日hMG注射による方法よりも、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発症が少なく、身体的に負担の少ない方法です。また採卵までの通院日も非常に少なくて済みます。来年、本法での妊娠成績についても発表できるかと思います。
医師、胚培養士、看護師ともども、学会などで勉強してきたことを生かして日夜努力しております。一人でも多くの患者様に妊娠していただくように、そして皆様に信頼を持って通院していただけるように、スタッフ一丸となって頑張っております。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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